マーケティング

Amazonの実験店舗に小売業の新しい形を見た

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Amazonと小売業の未来サムネイル

※記事執筆時点(2018年10月24日現在)の日本ではニュースや記事になっていなかったので、英語の情報を元に記事にしました。そのため、内容について間違いや誤情報などありましたらご指摘いただけると助かります。

10月3日アメリカのミネソタ州で、とある実験店舗がオープンしたというニュースを発見しました。

そのお店「GH Lab Store」はAmazonとGOOD HOUSEKEEPINGとのパートナーシップから生まれたものとのこと。

『GOOD HOUSEKEEPING』とは主に家事全般を扱っているアメリカの雑誌で、家事以外にも、美容、ファッション、食、健康管理、家計、職場など、女性が気になる内容をカバーしている有名な雑誌のようです。

要するに、アメリカの有名雑誌がAmazonと提携してリアル店舗を出したという情報でした。

と、ここまでの話だとはなんてことのないただのコラボ店舗の話だと思いますよね?

在庫なしリアル店舗という新しい買い物の形?

GH Labの店頭

※実際の店舗の店頭画像

それは店舗というよりショールームと呼んだほうがふさわしいかもしれません。

この店の一番の特徴は「在庫」がないこと。

そう「見本品」があるだけなんです。

顧客はその場で商品を持ち帰ることはできません。

その代わり、商品にはAmazonのQRコードがあってスマホのAmazonアプリでQRコードを撮影すると注文が可能。

店舗で注文した商品は通常のAmazonのように顧客の家に配達されます。

店側はアマゾンアソシエイト(アフィリエイト報酬)が入り、仕入れコストなどは一切ありません。

このお店には『GOOD HOUSEKEEPING』によってテストされた40以上のブランドの100以上の製品がありますが、同じカテゴリには一つと決められているそう。

例えば、ベッドなら『GOOD HOUSEKEEPING』が選んだおすすめのベッドが一つだけ置いてあるそうです。(他のベッドは置いてない。)

商品にはシールが付いていて、このシールは購入後2年以内に製品が故障した場合に顧客に払い戻し、または交換などを保証してくれます。

顧客にはテストされた商品と2年間の保証という安心感も提供されている訳です。

店頭には白いラボコードを着たセールスアソシエイトと呼ばれるスタッフもいて、現場のサポート体制もあるようですね。

つまり、店舗側はおすすめ商品の選定だけ行えば良いという新しい形態のお店なのです。

ウェブとリアルの融合店舗

GH Labの店舗内

※実際の店舗内の画像

この仕組みは正にウェブでのアフィリエイトをリアルに取り入れた形です。

もう少し簡単に仕組みを説明すると、

顧客は店舗(ショールーム)に見本を見に来る

購入したい商品があればスマホでQRコードから注文

商品はAmazonが販売、配送

店舗オーナーは、顧客が購入した商品ごとにアフィリエイト報酬が貰える

というもの。

小売業を営む人にとってリスクである「在庫」がないため、超低リスクでお店が始められるというまさにWin-Winな形態ですし、リアル店舗でのショッピング体験そのものを変えるようなお店だと僕は思いました。

↓YouTube動画がありました。実際の雰囲気を見てみたいとか興味のある方はこちらをどうぞ↓

小売業の未来はどうなる?

これアイデアとしては非常に面白いし、可能性も感じます。

本当かどうかわかりませんが、今回の試験店舗ではAmazonとの特別契約でアフィリエイト報酬のパーセンテージが高めという情報もありました。(残念ながら確かな情報ソースは見つけられず。)

いくら在庫がないとは言え、実際にリアル店舗で運営していくにはそれなりの費用がかかりますし、ありえない話ではないですよね。

もしこの実験が上手くいけば、やがて全米に広がり、日本でも導入される日がやってくるのかもしれません。

その時に小売業界がどうなるのか?

予想めいたことは言えませんが、今からちょっと気になってます。

以上、個人的に気になったニュースでした。

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